e-tipsmemo

ごった煮

KiCAD PCB Coild / PCB上でコイル作成

PCB上にコイルを構成したくて、
久しぶりにKiCADを起動している。
Ver6から Ver8へのアップデート。
PCB上でコイルを作成してみた。

githubにフットプリント部品として、コイルを生成するpythonコードがあるが、
エラーが出て実行できなかった。
https://github.com/spoter368/kicad-coil-creator

kicadのプラグインからインストールして使用する方法があるらしい。

ツールのインストール

kicadのプラグインコンテナマネージャーから

coilで検索して、インストールする。
「PCB Coil Generator」を使用した。
「KiCAD Coil Generator」は使用方法がわからなかった。

なぜか「インストール保留」などとなるので、
右下の「変更を適用」と押すとインストールが進む。
進まない場合があるが何回かトライしてうまくいった。

使用

PCBエディター上で外部プラグインから先ほどのプラグインを起動する

適当に数値を入れて「Genrate Coil」

カーソル位置にコイルが出現する(すごいお手軽)

フットプリント化

PCBエディタからフットプリントエディタを起動し、
「現在の基板からフットプリントをロード」すると生成したコイルを選択できる。
これを新規ライブラリとして保存すれば、シンボルへの割り当てにも使用できる。

多層コイル

PCBエディタで多層設定を行う。

再度Coil Generatorを起動すると、
増えたレイヤーを含めたコイルを生成できるようになる。

ただし、4層以上のレイヤーを持つコイルをフットプリントエディタで編集すると、ソフトウェアが落ちるので注意(VScodeで直接編集した)

まとめ

忘れないようにブログに書いておこうと思ったが、
あまりにも簡単すぎて内容薄くなってしまった。
KiCADもVer4の頃から考えると非常に便利になってきてかなりすごいと思う。
しかしそのころの操作感とはあまり変わっていないので、
過去の本などは引き続き参考になると思う。
回路ViewもPCBViewも相変わらず重いのも変わってないが。

今だったらChatGPTに聞くのかな?